06/28 自転している彼と、公転しているわたし

いつものように遠く離れた彼と電話をする

「今日は地球に存在する大きな生物のサイトを見ていた」

という。

彼は深い深い海の底では、どれだけ大きなイカがいるのかとか

淡水では大きな生物が育たないからネッシーはうそんこになるねとか

言っていた。


彼は変な人だ。

本当いうと、彼氏じゃなかったら変な人だと思う。

海には25メートルもある鮫が存在していて、船よりも大きいんだ、とも言ってた。

あと、この世に本当に存在しているのかがわからない、

雪男なんかを特集しているサイトを見ては、ふむむと唸っているようだ。

本当に変わっている人だ。


昨日は髪の毛をお母さんに切ってもらって失敗したということだった。

あまり身の回りのことについてこだわらない人なので、

すし職人のように(五分刈りってことさ)なっても構わないらしい。

わたしが構うってのさ。


でもそんなのおかまいなしに、彼はまるで、軽く口笛を吹いているように生きている。

自転している彼の周りを

わたしがまるで公転しているようだ。


たまに、

ずるいなあ

と本気で思うときがあるけれども、

こんな変な彼氏、いてもいいな、と思う。

でももうすぐ30ですし。

変なサイト見て喜ぶのはやめなさい。

09:02 PM

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