12/11 クリスマスには早いけれど。

クリスマスが近づき

わたしの住む街もどことなくクリスマス色

あまりにも寒くてふとんの中で身じろぎもせずにいたのだけれど

今にも雪が降りそうな空の下

あったかいハイネックのセーターを着てでかけた

でかけたと言ってもおうちの側をうろうろと。

この季節は とってもさむいけれど 心はあったかい、

不思議な季節だ

ポンポンのついた帽子をかぶったり

マフラーをぐるぐるに巻いたり

そういう行為自体が心をあたためてくれる


クリスマスと言えば

我が家には、中学生の頃までサンタさんがやってきていた。

正しく言うと 

クリスマスの朝 目覚めると頭の上にプレゼントが置いてあった

しかもどっさりと

我が家のサンタさんは量より質、でも 質より量でもなく

量も質も同じくらい素晴らしかった

必ずしも 「これ、すっごく欲しかったの!」的なものはなかったけれど

サンタさんのセレクトした絵本は群を抜いて素晴らしいものだった。

わたしの絵本好きは、サンタさんの影響が大きい

うちのサンタさんは女の人なのだが(サンタさん:別名 母)

プレゼントを贈ることに全力を注ぐ。

朝、目を開けると 顔が動かないくらい大量のプレゼントでベッドは埋もれている

わたしたちは抱えきれないくらいのプレゼントを抱え 階段を降り

朝食の準備をしている母の前で ひとつひとつプレゼントを開ける

色とりどりの包装紙の美しいことと言ったら

それらの包装紙の香りは クリスマスの朝の匂い

わたしは好きなものは後に取っておくタイプなので 絵本は一番最後

小さい箱やら 大きい箱を開けて

「わあ!」

と小さい声で歓喜の声をあげて次々とプレゼントを開けている私たちを母は

「よかったねえ、何をもらったの?」

と笑顔で聞く。

温かそうな毛糸のくつ下や、美しいスノードーム。

欲しかったものは他にあったはずなのに、本当はこれが欲しかったんだ!と思えてくる

子どもの私たちの頭の中にあるものより、

ずっと素晴らしいものが世の中にはあるんだなあ。と感動する

一番最後に取っておいた絵本の包装紙をそっと開ける

一体どこで手に入れたのかしら?と思うくらい毎回美しい絵本

なぜだか知らないけど、絵本はいつもわたしだけのプレゼントだった

姉がよく「いいなあ」と言っていたものだ

石油ストーブの前には 私たちがもらった数々のプレゼントと包装紙

あったかいこたつの中にはお父さん


我が家のクリスマスの朝の儀式

何年も何年も繰り返された儀式

今ではもうクリスマスの朝に枕にプレゼントが置いてあることはない

けれど

ここに 新しいサンタがいる

そうして 毎年 お父さん、お母さん、お姉ちゃんに向けてプレゼントを贈る

小さいサンタだけれど 頭を精一杯使って

彼らの笑顔を作るにはどうしようか?と考える

今年も小さいサンタは 彼らにプレゼントを贈る

こうして小さなサンタはいつか 母親になり

子どもができたとき その子にとって本物のサンタになる

母から受け取ったバトンをしっかり握って

わたしは いつか本物のサンタになるのだ

そうして クリスマスの朝、幸せな質問をする

「よかったねえ、何をもらったの?」

と。

07:25 PM

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Comments

>うっしー!
そうだよ。もしや・・・じゃないよ、アンタ。
ほんもののイマコだよ。書き逃げするんじゃない!

posted yoko at 12/14 09:45 PM

もしや、おめぇは・・・。いや、違ったらいけねぇ・・・。

posted うっしーだよ。 at 12/14 01:50 AM

>kokkoさん
そう、嬉しいんですよね、親の気持ちが。。
中学生まで、クリスマスの夜にちゃんと寝てた自分が
ちょっと幼かったりする 笑。

>taeさん
うちのサンタも決して裕福ではなかったです。
でも全力で取り組んでくれておりました。
taeさんのサンタさんと一緒だよ。

>たろうくん
この寒い季節に少しはあったまればいいな、と話したお話なのに・・・
鳥肌立ってたら逆効果じゃん 笑!
でも、少しでも心に届いたみたいで、ヨカッタ。

>アオキンさん
そうなんです。
うふふふ。

>まーにゃ
そうか、そうだね。
まーにゃはもうサンタさんなんだよね。
格好いいなあ。
子どもっちのなかにはもう、サンタさんの思い出が着々と
出来ていっているんだね。子どもの歴史を作っているんだね
がんばれー まーにゃサンタ!

posted yoko at 12/13 08:38 AM

私もサンタさんになりました☆
今年もそろそろサンタです。何が良いかなぁ~と考えてます。
娘が喜ぶ顔が、サンタにとってのクリスマスプレゼントです。
そして、苦手な料理を頑張って、ママとして素敵なクリスマス
を演出するために頑張るのだー。

posted まーにゃ at 12/12 12:55 PM

うふふふ。
そっか、そっかぁー。

posted アオキン at 12/12 10:05 AM

素敵。
素敵過ぎるよっぴーさんの家族とよっぴーさん。

また鳥肌たっちゃいました。感動するときのくせです。

posted たろう at 12/12 02:16 AM

暖かなお話だぁ。

うちのサンタさんは貧乏だったから
笑えるような、なんだか笑えないような思い出。

でもやっぱり
貧乏なサンタさんなりの全力だったんだと思う。
それは伝わっていたから
とてもうれしかったんだなー。

posted tae at 12/12 12:03 AM

ほかに欲しいものがあったはずなのにって
分かります。
うれしいんだよね~。
中学生までなんて
うらやましい。
うちはいつまでだったんだろう?

posted kokko at 12/11 10:52 PM

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