今夜は友達のライブだった
横浜で
昼間 暑すぎて家で死んでいたわたし
スイカバー(白くまアイスが店から消えてしまった)も
食べてるそばから溶けた
なんせうちは窓が大きいので たまりません。
夕方 うー っと起きあがって身支度
夏だねえ
蝉がカナカナ鳴いとる
外に出ると空気は夕方の色になっていた
わたしは 24の時に新潟から東京に出てきて
人並みになんやらいろいろ経験して
忘れたふりとか 妙に上手くなっていたりして
傷がついてもどこに傷がついたかなんてことも考えなくなったりとか さ。
でも そんな時わたしのどこかが 無意識に彼らの元へと足を向かせる
わたしはきっと、本当は感覚を失うことが怖いのだ
当たり前のような感覚 匂い 空気 色 音 振り返ること。
わたしのへその緒が 「おーい こっちこっち」と呼ぶのだ 彼らの方へと
彼らは わたしなんかが知らない道を歩いてきているのに
わたしには絡まりすぎていて リンクし過ぎていて
思い出さずにいられなくなる
昔に感じた気持ちや 笑い声 当たり前だったことを。
思い出すことって怖い
もう手に入らないということに気づいたり
もう戻れないということに気づいたり
愛おしいということに気づいたり
思い出すことって すごく怖い
彼の歌は
目をつむって逃げ出したい感覚へ
グイグイとわたしを連れて行く。
いつかの昔の小さなわたしへと
いつかの昔の泣いているわたしへと
本当は わたし 怒りたかった
泣きたかった 抱きしめたかった 立ち止まりたかった
大声で叫びたかった。
自分でも忘れていた、こころのなかの思い出を
思い出しにわたしは彼らの歌を聴きにゆく。
怖くてしかたないくせに
でも 忘れてしまう というもっと怖い自分にならないように
自分のへその緒に引っ張られながら
今日もゆく
笑いながら泣く いつものことだけれど。
ありがとう平井くん、と思うのだ
夏は はじまった。
外に出るとぬるい風がふく
田んぼの稲は 風に吹かれているだろうか
遠い山にはうっすら雪が残っているだろうか
帰り道 すこし曇った空を見上げた
星が出ていた 意外なくらい瞬いていた
こうしてわたしはまた 思い出をひとつ作る。

つれづれなるまま、日々のこと。たまに絵や、写真を載せます。のんびりと、気分で・・・。